お通夜・お葬儀参列のマナー
服装(喪服)について
男性の服装(喪服)
黒いスーツに黒無地のネクタイが基本です。
靴を脱ぐ場合もあるので、靴下も黒色のものを着用しましょう。
女性の服装(喪服)
女性の服装も男性同様、黒または地味な色のワンピースやスーツを着用します。ストッキングは黒のものを、アクセサリーはパールの一連のネックレスのみ着用できます。
学生の服装
制服があれば制服を着用し、なければ白色のシャツに黒や紺といった地味な色のものを選びましょう。靴はスニーカーでも構いません。
※冬場のコート・手袋などは、毛皮・皮革製の物は避けましょう。
持ち物について
数珠
数珠を持っていくことも忘れないようにしましょう。
香典袋や袱紗(ふくさ)などとセットで自宅に保管しておくことをオススメします。
万が一の時にでも、忘れ物なくすぐに準備ができるように整理整頓しておくことも大切です。
※ご宗旨により必要ございません。
袱紗(ふくさ)
不祝儀袋(ぶしゅうぎ)をカバンやスーツのポケットからむき出しのまま出したり、購入した時のセロハン袋に入れたまま出す人がいますが、これはマナー違反です!正式には袱紗(ふくさ)に包んで持参します。
香典
自宅で香典袋の中身や自分の名前を書くことも全てワンセット整えてから、葬儀に出発するようにしましょう。葬儀会場に到着してからバタバタすることのないようにしましょう。
焼香のしかた(仏式)
- 僧侶・ご遺族に一礼、祭壇の一歩手前で一礼。
- 祭壇に近づき焼香。
- 合掌したまま一礼。
- 後へ下がって一礼、僧侶・遺族に一礼。
※浄土真宗系では香を上にいただかずに香をそのまま香炉に落とします。
焼香の回数
・浄土真宗本願寺派(西)/臨済宗 1回
・真宗大谷派(東)/曹洞宗 2回
・真言宗 3回
・浄土宗 1回~3回
・天台宗/日蓮宗 1回もしくは3回
玉串奉奠の仕方(神式)
- 斎主または斎員から玉串を受けるとき、左の手のひらを上に向けて葉の部分を持ち、枝の方は右手をかぶせて持ちます。
- 玉串を受け取ったら軽く一礼し、玉串を胸の高さに捧げ、葉先の方を高めに持って神前に進みます。一礼して葉の方をまず神前に向け、左手を枝の方に持ち替え、右手は葉先の方に移し時計方向に180°回します。このとき、枝先は神前に向き、葉の方は体の方になる。両手で玉串台へ供えます。
- 二礼して二拍子(弔事のときは音をたてない)のあと一礼し、祭壇に向ったまま2・3歩下がり体の向きを改め斎主・ご遺族に一礼し退出します。
献花の仕方(キリスト教式)
- 祭壇に向うとき、係の人から右手に花が左手に茎が来るように渡されます。
- 霊前に進むときは、牧師・ご遺族に一礼し、茎が祭壇の方に向くよう右回りに手元に引き寄せ、左手が上向きになるよう持ち替えてから、静かに献花台に捧げます。
- 祭壇に向ったまま、キリスト教式では手を組み合わせて黙祷しますが、合掌や頭を低く垂れる等でも構いません。牧師・ご遺族に一礼し退出します。
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